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新しい世界へ向けて


直観力の鋭い栃木県にお住いのTさんは、新しいチューニングの誕生に注目されて、その導入にあたり、必要なことを準備したいと考えられて、大黒天と水晶菊紋章の交換の確認とcosmicスピーカーケーブルの試聴をご希望されました。



まず、旧モデルであるビンテージ線材を使用したMTOPスピーカーケーブルで接続したシステムにおいて試聴を開始。

Tさんご推薦の小野リサを聴いてみました。爽やかな歌声を邪魔しないよう優しくチェロとピアノが伴奏。ドラムのブラシも静かに音を奏でています。


次に大黒天をSONYのHAP-Z1ESに3体乗せての試聴開始。

これにより低音の響きがさらに質量を帯びてきました。少し軽いかなと思われる低音が重さを持って鳴り始めました。

また豊かな気持ちになれる音へと変化。

次は340iD3PXに3体乗せて試聴。

より豊かで深い音楽が再生されてしまいました。

この効果をTさんと確認して次に水晶菊紋章をHAP-Z1ESと340iD3PXへ順番に乗せて行きました。

ブラシの音がより鮮明になっていきました。

また声の響きがより聴き取りやすく美しくなり、ピアノの音の響きが繊細さを増し、チェロの弦の響きがよりリアルに。チェロの各弦の太さを感じられるようになりました。

この効果にTさんも求められている方向へさらに進んだようで喜んでおられました。



さてMTOPスピーカーケーブルからcosmicスピーカーケーブルへ

MTOPスピーカーケーブルはビンテージ線材を使用して、音楽を優しく美しく聴かせてくれます。cosmicスピーカーケーブルは現代の線材を使用していますが、被覆にシルク素材を使用しています。

聴き比べるとビンテージ線の良さが短所にもなっていることが分かります。

楽器の音色や歌声がビンテージ線材の色に染まっていることが分かります。

cosmicスピーカーケーブルで聴いてみますと楽器の音色はその音色通り、歌声もその歌声通りに聴こえてきます。鮮度が上がったようになります。

HAP-Z1ESはCDと比較すると再生情報量が多くなっていますので、その再生情報量を素直に聴けることが大事と考えて製作したものです。

ビンテージ線の個性が入ると微細な情報が失われてしまうに感じてしまいます。

CD再生では気にならなかったことがHAP-Z1ESによる音楽再生においてはビンテージ線のサウンドが短所へと変化してしまうのが分かります。



それにはTさんもご理解されて何故ライフサウンドが、それまでのフラッグシップであった

MTOPスピーカーケーブルからcosmicスピーカーケーブルへライフサウンドが移行した理由を確認していただけました。


21世紀の音楽再生に向けて舵を切ったライフサウンドの製品たちの存在意味を存分に体験したTさんから、まずは大黒天や機器たちへの新しいチューニングである波動管理チューニングのご依頼を頂くことになりました。



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