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TDシリーズからユーザーが受けるメリット その2


さてTDシリーズのサブウーファーについて述べてみたいと思います。

純粋性の高い音楽再生を求める方にはメインスピーカーだけで宜しいと思いますが、音圧的にもさらなる低音域を味わいたいと願う方にはTDシリーズのサブウーファーがお勧めですね。

上はTD316SWMK2で、TDシリーズのサブウーファーでは一番小さなモデルです。

再生周波数帯域は30~200Hz(-10dB)※BASS MODE L.P.F.200Hz時 となります。

16センチ口径のスピーカーユニットを2台装備しています。

小気味よい低音域を味わえる優秀なサブウーファーです。 TDシリーズのTD307MK2AやTD508MK3との組み合わせがベスト。が表向きの話です。

しかし店主はTD510MK2やTD712zMK2などと組み合わせても面白いと思っています。

このスピード感はTDシリーズのウーファーの中ではピカ一です。

再生周波数帯域から考えますとTD510MK2やTD712zMK2よりも低音域の再生周波数帯域が足りません。

しかし、そうでない部分における音圧や立体感への貢献が素晴らしいのです。これによりTD510MK2やTD712zMK2のスピーカーユニットが16センチ一発のように感じられてしまう面白さがあります。

単に低音域の再生を望むというよりは、このような楽しみ方もありますということを知って頂けると宜しいかと思います。

またTDシリーズのウーファーで、使い易い2番目がこのTD520SWです。20センチのスピーカーユニットを搭載して25~150Hz(-10dB)※BASS MODE L.P.F.150Hz時を再生してくれます。一般家庭において、これだけの低音域の再生が得られるとしたら十分過ぎると思います。

38センチが素晴らしいと思っておられる方もおりますが、そうなるとかなり巨大なスピーカーとなります。

冷蔵庫のような大きさですね。 そのようなものを6畳から10畳くらいの部屋に置いても、その真価を味わえることは本当の意味において無いと思います。 せめて14畳から20畳以上の部屋においてなら、その能力を発揮させる可能であると思いますが・・・・・・。

このウーファーはTD510MK2やTD712zMK2などと組み合わせて使用することがベストな感じです。

店主の経験ではTD307MK2AやTD508MK3と組み合わせてみたのですが、少し無理があるように感じてしまいました。20センチのスピーカーユニットとでは8センチや6.5センチのスピーカー口径のユニットとでは、繋がりにおいて少々無理がある感じがします。(厳密に追い込んで行くと分かってしまうことです。)

さてTDシリーズのサブウーファーのフラッグシップであるTD725MK2。

再生周波数帯域は20~150Hz(-10dB)※BASS MODE L.P.F.150Hz時にもなります。

低音域がここまで出ますと、柔い部屋では部屋が負けてしまいますね。 その音圧に。さらにセッティングにおいても間違えてしまうと、その能力が発揮できないことになります。

しかし、見事のセッティングされた部屋においては、パイプオルガンやコントラバスなどが見事に表現されてしまう優れた製品です。TD510MK2やTD712zMK2と組み合わせて楽しむことが出来ますが、TD510MK2ではちょっと個性が異なる感じもします。

低音域が重すぎてしまうと感じてしまう方もおられると思います。

さて、このサブウ―ファーを入れるとシステム的にはマルチユニットタイプのスピーカーと同じことが起きてしまいますね。クロスオーバーが生まれてしまいます。そうなると先に書いた店主の話の内容とは合わないと思われてしまいますね。 

とはいえ、このサブウーファーを使うメリットもあるので、そのメリットが大きいことと、さらにクロスオーバーをユーザー自身が調整できるので、固定されたものとは違うことになります。つまりご自分の好みに調整が出来ることが最大のメリットでしょう。

これについてはメーカーが説明してくれていますね。

以下はTD725SWMK2のリアパネルの画像です。ノブが4個見えます。これが有難い存在なのです。

以下の画像が、そのノブ部分を拡大したものです。Hzと書いてあるところでクロスオーバーを調整できます。

つまりメインスピーカーとのつながりをユーザーの好みで調整が出来ます。

さらにこの上の部分にボリュームのノブがあります。これによってサブウーファーが主張し過ぎないようにコントロ―ル出来ます。これもユーザーに委ねられる部分でもあります。これによってメーカーが設定したクロスオーバーを搭載したマルチウェイ型スピーカーよりはユーザーの好みに調整できるメリットがあります。

さらにメーカーの説明をそのまま引用さえてもらいます。

「サブウーファーの音が遅いと言われる原因のひとつに、音楽信号のローパスフィルター(L.P.F.)経由があげられます。L.P.F.は高音域を遮断し、低音域だけを通過させる重要な役割を担いますが、その分、低音域信号はわずかな遅れを生じます。さらに、L.P.F.はAVアンプ、サブウーファーといった機器ごとでも使われているため、重複して通過することも多く、低音域の遅れがより顕著に表れてきます。ECLIPSEのサブウーファーはこうした現象を解決するために、L.P.F.バイパス機能を搭載。Blu-rayなどのサブウーファーチャンネル信号を再生する際にAVアンプ側でL.P.F.を使用している場合には、サブウーファー側のL.P.F.をバイパスさせることで、低音の遅れを最小限に抑えることが可能です。」

また店主がグチャグチャ解説するより明瞭明確にメーカーが説明してくれているので、それも引用したものをご紹介します。

「1980年代から1990年代頃にかけて、サブウーファーを使用した2.1chシステムが流行しましたが、定着しませんでした。それは、「低音は増えたが、音がすっきりしない」といったサブウーファーから再生される低音の違和感にありました。この違和感の主要因は低音の遅れです。ECLIPSEのサブウーファーはこの遅れに注目し、音楽や映画ソフトに記録されている音信号を正確に再生することを目指しました。低音が正確に再生できると、フルオーケストラのティンパニーやグランカッサなどこれまでのサブウーファーでは実現できないような、指揮者が意図したタイミングにも瞬時に応えていくキレのある正確な低音再生が可能になります。世界のトップアーティスト達も認める低音のハイスピード再生は、ステレオ、サラウンドを問わず音場空間全体を洗練し、理想的なリスニング環境ヘ近づけることを可能にします。」

上はメーカーが説明図ですね。以前にライフサウンドのオリジナルケーブルで説明した図に通じるところがあります。

さて、メーカーの努力によって、これまでのサブウーファーとはかなり次元が異なるハイレベルな低音を再生してくれるので店主も安心して使用をお勧めできるのです。

固定された設定で設計されているマルチウェイ型のスピーカーよりはユーザーの願われる音楽再生の実現に近づくことが出来るということがTDシリーズからユーザーが受け取れるメリットと言えるでしょう。


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