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Aura VA40rebirthSONO3

今回も、恐るべき性能を発揮して店主の夢を半分打ち壊してくれたTD510zMK2。

その能力には脱帽します。

TD510zMk2に活をいれられたAura VA40rebirth。

このままでは、ライフサウンドのお奨め基準には僅かに及びません。






そこで、ライフサウンド川越研究所所長のMさんと業界42年ベテランのエンジニアのHさんとVA40rebirthの今後について話をしました。

Mさんは「ボリュームの改善をすべきです」と、「この価格に見合ったボリュームを!」と強く意見を出してくれました。

Hさんは「ボリュームは大切だけどね。あそこが出来るかな?」となりました。


良いパーツを搭載しているVA40rebirthなのですが、ちょっとその性能に見合わないのではと思われる点がありました。

基本的にはストレートで気持ち良いサウンドを聴かせてくれるのですが、どうも音像の厚みが欠ける恨みがあります。スピーカーケーブル接続端子も、RCAケーブルの接続端子も基盤に直着けなので、不要な内部配線材がありません。

これは、より線が生み出すような歪がありません。

音像の輪郭がはっきりとして耳障りな感じがありません。これは大きな長所です。

さらに音の厚みが、もっと表現されたら素晴らしい状態になるのは間違いないのです。

SUPERNATURALチューニングをする前に基本的な部分をしっかりと固めないと、チューニングの威力が発揮出来ません。中途半端になってしまいます。


ということでボリュームとあそこを行いました。


工場から戻ってきたVA40rebirthを早速試聴しました。TD510zMK2ではなくてTD712zMk2でのテストです。


第一音目から、明らかに改善されているのが分かります。VA40rebirthが何段階もランクを上げたような表現が出来るようになりました。

このアンプの持っている長所がより生きてきます。

音の厚み、サウンドステージの深さ、人肌の温かさ、静けさ、ボリュームノブの回転時の手応え。あっさりとくるくる回転するのではなく、適度な手応えを感じられます。

そして、切れ味がさらに良くなります。

カーペンターズのカレンの歌詞の発音の美しさが際立ち、心地良い響きが伝わります。

イタリア合奏団によるヘンデル 水上の音楽 第2組曲 序曲の出だしのトランペットの黄金の輝きある音の心地良さ。

Eva CassidyのFields Of Goldでは、彼女の透明でありながら、愛のある歌声に癒されます。こうなってくると20万円台のアンプとはとても思えない世界が展開してきます。

品格あるサウンドの心が癒されますね。

2次元的描写であったサウンドステージが、3次元的描写に大きく変化してくれました。


メーカー側も限られた予算でベストを尽くしているのでしょう。

ですので仕方ないところがあります。

それを少しでも補うことが出来たらと思っていましたが、素晴らしい結果が出てくれました。

やはり基本性能が素晴らしいからでしょう。


またボリューム変更は、ある問題が環境によっては起きる可能性があるので、それを防ぐためにも交換することにしました。


これで基本的な部分が完成しましたので、次はSUPERNATURALチューニングを行う予定です。




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