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フラッグシップと言えども

  • lifesound
  • 1 日前
  • 読了時間: 2分

オーディオ界で「フラッグシップ」と謳われる機器は、各メーカーが技術の粋を集めた結晶です。 しかし、どれほど高価で、どれほど優れた設計であっても、ひとつの宿命からは逃れられません。

それは、内部配線に用いられる**「撚り線」構造から発生する迷走電流**です。 たとえ数百万円、数千万円というプライスタグが付いた名機であっても、この物理現象を完全に回避することはできません。


■ MICHI X5S2が示した「限界」と「底力」


最新のプリメインアンプ MICHI X5S2。 この機体は、設計段階で迷走電流の影響をかなり高いレベルで抑え込んでいると感じます。

だからこそ私も、その音に耐え、長時間聴き続けることができたのでしょう。 しかし、人間には限界があります。 1日10時間近く、微細な位相の乱れや時間軸のズレを含む音を脳で補正し続ける行為は、想像以上に身体へ負荷をかけていました。

滑舌の違和感や喉の詰まり。 それは、脳が「これ以上は負荷をかけるな」と発していたサインだったのだと思います。




■ 迷走電流からの解放、そして「真の姿」へ


を決して行った、内部配線材の全面交換。 迷走電流が抑えられた状態へと調律された MICHI X5S2 は、明確な変化をもたらしました。 音が変わると同時に、身体の状態が変わったのです。

それまで続いていた緊張がほどけ、現在は心身ともに回復の方向へ向かっています。 そしてリスニング環境は、驚くほど自然で快適なものになりました。 音の表現力も大きく向上しています。

これこそが、このアンプが本来持っていた力だと感じています。


■ 100%の力とは何か

このアンプが100%の力を発揮しているのか。 それは、誰にも断言できるものではありません。 しかし、今鳴っている音は、あまりにも「自然」です。

脳が補正を必要とせず、ただ音楽がそのまま立ち上がってくる。 その状態において初めて、音は人の生命に無理をさせないエネルギーへと変わります。

フラッグシップ機であっても、それは完成ではありません。 むしろ、そこから先にどれだけ踏み込めるか。 ライフサウンドは、メーカーが踏み込めないその先の領域を、自らの身体と耳で探り続けています。

 
 
 

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