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真に納得の時が

  • lifesound
  • 9 時間前
  • 読了時間: 3分

約25か月。

1960時間という時間は、単なる鳴らし込みではありませんでした。

PERSONA「B」が本来持っている実力を、どうすれば曇らせることなく引き出せるのか。その答えを探し続けた時間だったのです。




ベリリウム振動板は、高性能であるが故に、量産品として避けることのできない周辺素材の僅かな影響までも、そのまま再生してしまいます。


内部配線材、ボディ本体を支えるアルミのスタンド、スピーカーユニットに対してLSチューニング。

そして最後は内部吸音材。


↑フロントから見えるボディ直下の銀色の部分がアルミでのスタンド部分です。


一つひとつ問題を解決するたびに音は確実に前進しました。しかし最後の壁は、そう簡単には越えられませんでした。ですから実に手強い存在なのす。


それでも諦めることができなかった理由があります。

ライフサウンドへPERSONA「B」を導入する前、私はデモ機をじっくり試聴しました。

その個体は、残念ながら他店で傷を負い、リアパネルには痛々しい損傷が残っていました。

それでも、そのスピーカーは懸命に音楽を奏でていました。


↑傷だらけの天使は、この子です。


以前ブログにも書きましたが、私はその時、不思議な感覚を覚えたのです。

「今の姿は申し訳ない状態ですが、それでも私は決して貴方を裏切りません。本来の力を信じてください。」


そんな思いが伝わってきたように感じました。

だから私は、このスピーカーの可能性を信じ続けました。

高価なハイレベルの量産品としてここまで完成度高く作り上げられたからこそ、あと一歩の部分が惜しい。

そのあと一歩を追い込み、本来の実力を引き出すことこそ、ライフサウンドのような専門店にできる仕事だと思ったのです。


そして今回、天然素材の内部吸音材まで含めて最後の壁を越えた瞬間、毎日この音を聴いているアシスタンドの妻が、

「音が綺麗になった」「うるさくない」「ざわざわしていた音が無くなった」と、目を真ん丸にして思わず声を上げました。


その言葉を聞いた時、私は心の中で、あのデモ機との約束をようやく果たすことができたような気持ちになりました。


この違いを問題と感じない方には、必要のない話かもしれません。


しかし、PERSONA「B」の可能性を信じ、その実力をもっと引き出したいと考えておられる方には、この25か月、1960時間の経験が、何か一つでも参考になれば幸いです。


↑後ろ姿が凛々しく感じられるようになりました。




最後に


今回、ようやくPERSONA「B」にたいして真の納得が出来たことを受け、その喜びと感謝の気持ちは、まず輸入元の社長へ直接お伝えしました。


メーカーが量産品としてここまで完成度の高いスピーカーを世に送り出してくださったからこそ、ライフサウンドも専門店として、その先にある可能性を追い求めることができたのだと思っています。


この素晴らしいスピーカーとの出会い、そして長い探求の時間に、あらためて心より感謝申し上げます。 


ありがとうございました。


 
 
 

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