340i&380D&250i
ATOllばかりを呟いていたのですが、SIMAUDIOについては少なかったと思います。今日はお客様と一緒に、この3機種を使って比較試聴しておりました。
使用したCDプレーヤーは当然260Dですね。
スピーカーはTD712zMk2LSです。 この癖の無いスピーカーを使用することは、SIMAUDIOたちの個性を理解しやすくなりますので。
340i&380Dの組み合わせは、この価格帯で考えると絶品なのかもしれません。さらにセパレートの世界もありますが、インテグレーテッドのアンプを使用し、価格的には中堅クラスのものでも、かなり高品位な再生が楽しめますね。清涼感をともなう心地よい音の粒立ちには暑い夏を忘れさせてくれるものがあります。
ATOLLの世界とは全く異なる世界が展開しますが、これもまた店主の好みの世界でもあります。
340iはノーマル状態ですが、それでもかなりいい線を聴かせてくれます。聴いていて、ここらあたりはチューニングをしたいところだと思うところもあります。とはいえかなりいいものを持っていますね。
楽音の粒立ちがとても美しく、中低音楽器たとえばチェロとかベースの弦の聴こえ方がリアルです。
擦って音が生み出されていることが見えるようですね。また380Dは、これまでもご注文を頂いてチューニングをしておりますが、ノーマルにおいてもかなり頑張っていますね。爽やかで音の粒立ちが本当に美しく繊細で鮮明です。
夏の日の試聴会を忘れてしまう心地よさがありますね。
さてアンプを250iに変えてみました。
価格的には340iの半額強のものです。しかし、価格が半額でも再生音は半額なものではありません。
チューニングをしておりますので、高い音の抜けは340iに負けてはおりません。
ただ全体的透明感は僅かに落ちます。さらに中低音域楽器の微妙な表現は少し劣りますね。
ラフになると言うよりは、リアリティが失われるということです。
とはいえこの価格を考える、この低音を押し出す力感は素晴らしいと思います。
何れは340iも研究機として導入したいと考えておりますが、皆様のご支援を頂かないと簡単には導入出来るものではないものでもありますね。(汗)