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Tさんの呟きシリーズ、その2

  • lifesound
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分


オーディオ機器の設置当初、部屋の空間調整について、お電話にて、ご相談をさせていただきました。

自室は、無垢油剤の床に漆喰塗りの壁、音の反射や響きには恵まれるも、むしろ響きすぎる。

そこで、タオルやティシュを部屋の隅に置いて実験、音は確かに変わるけど何かが違う気がすると。


解決策として、ライフサウンドさんの、エボニーパッドやM3A-GXなど、設置してみることに。



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この時点で、耳障りな(不要な)響きがかなり抑えられ、明かな変化として目の前に現れました。

理屈は分かりませんが、音場が拡がり、実際の部屋よりも、ずっと大きな場所で鳴らすような、音楽空間へと変化。


その後、ご縁をいただき、新しく造るアヴァロンも設置させていただきましたが、そこで、音の潤いと艶感が現れた訳です。

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これは体感しないと分らないですね、機材に手を加えた訳ではなく、それらを部屋に設置しただけですから。

前提として、音に不要な干渉が出ないように、部屋には椅子と小さなテーブル、ベッドだけ置いています。


自分の部屋の場合、音楽を楽しく聴く、それを念頭に、店主さまに床材などのアドバイスをも、していただきました。

なるべく余計なものを置かない方がいい、また、部屋の中のもの全てが、その材質が、そこの音づくりに反映しますよと。

これも確かにそうで、身をもって実感、部屋空間は、機器本来の性能、持ち味を生かす、音楽の舞台なのですね。


ちなみに、元々、南側の壁には、窓を設ける予定だったのですが、結局のところ、漆喰塗りの壁になりました。

店主さまに「オーケストラの後ろに窓はありますか?」と、つまり、音楽ホールを造るのですよね?と、言われ、笑。

部屋は音楽ホール、機材は楽器でしょうと、結果、今現在、自分の中に音楽が宿り、暮らしの中で、発見があるようです。


※設計士さんに事情をお話ししましたら「窓は無しで、壁にしましょう」と、かなりの大爆笑をされてしまいました。

設計士さんにとっても、音楽を聴く部屋、というのは、初めての経験だったそうで、楽しみながらつくっていただけました。



正直に書いているつもりですが・・

 
 
 

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Tさんの呟きシリーズ

岩手にお住いのTさんが、新たにオーディオ再生の道を歩み始められ、様々なご感想を送って下さいます。 その中には、多くのオーディオファンにヒントになるようなお話もあり、Tさんにもお願いして、少しづつですがTさんの感じられ雑感を呟きとして掲載させて頂くことになりました。 これは定期的にではなく、Tさんが何かを呟きたくなったときに掲載させていただきます。 よろしくお願いします。 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

 
 
 

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