一晩経て
- lifesound
- 11 分前
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ベラボーチェの魂を継承し、産声をあげたばかりのSpecial White 10 MA。 一晩の静寂を経て今朝、再び音を流した瞬間、リスニングルームは、劇的な変化に包まれました。

昨日まではどこか遠慮がちだった低域が、一晩でその本領を発揮し始めました。 SpecialWhite10と比較しても優とも劣らず、堂々たる鳴りっぷり。 マホガニー特有の気品を纏ったその姿は、独自の完成度となっています。
今朝はポップスを聴きました。
アニタ・ベーカー、ヘレン・レディ、バネッサ・ウィリアムス、そしてジュリア・フォーダム……と、名手の歌声に中心を据えました。

■ 音の「要(かなめ)」と、潤いの統治
特に興味深く聞いたのは、ジュリア・フォーダムのアルバム『Mixed Shaken & Stirred』に収録された「Happy Ever After」です。 ジュリアの潤いある歌声が、すべての音を束ねる**「扇(おうぎ)の要(かなめ)」のように中心に座り、そこから贅沢な伴奏が扇状に進んでいく。 それは、「夢心地」**。
音楽そのものが描く空間が球体のようで、その空間に店主は入り込んだ様な体験をしました。

■素材が語る「真実」
この曲の編曲には、非常にユニークな仕掛けがあります。 私が聞いたのは、高音域を突き抜ける硬質な金属音。 そして、それと並行するように聞こえる**「平面的なものがバシバシとぶつかり合い、まるでハリセンのような音」**です。
それは、質感を持ってリアルに迫ってきます。
私のこの表現が大げさなのか、現実なのか。 それはぜひ、ご自身のシステムで確認してみてください。その結果で、ご自身のシステムの能力も自ずと判明するはずです。
一点に研ぎ澄まされ、音楽の深淵を**「見せられる」**ほどの表現力。 それこそが、ベラボーチェの魂を継承し、最新のチューニングを得たこのスピーカーが辿りついた境地なのです。
10センチの小さなスピーカーユニットが描いている世界とは思えない世界ですよ。



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