吠えた後は冷静に
- lifesound
- 13 分前
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店主がかなり吠えたJosé Joséの話ですが、いかがでしたでしょうか。夏の暑さで、ついにいかれてしまったと思われたでしょうか?(笑)
私があれほど熱く語ったのは、語らずにはいられないほどの感動を体験したからです。
そして、その感動はJosé Joséという偉大な歌手だけが与えてくれたものではありません。
その偉大さを、ここまで深く理解させてくれたオーディオシステムがあったからこその感動でもあったのです。
もちろん、José Joséは稀に見る素晴らしい芸術家であり歌手です。
しかし、優れたオーディオシステムは、その芸術家が作品に込めた想い、声の震えや息づかい、言葉の一つひとつに宿る感情、さらには人生の経験がにじみ出るような表現までも、より深く感じさせてくれます。
音楽再生とは、単に音を鳴らすことではありません。
芸術家が作品に込めたものを、できる限りそのまま私たちへ届け、その本当の素晴らしさを教えてくれることも、オーディオの大切な役割なのだと私は思っています。
その点をご理解いただければ幸いです。
さて、岩手県のTさんよりご依頼をいただき、TOP WINGのSonic CorrectorとELEVEN AUDIOのK-DACをLSチューニングすることになりました。
K-DACは、私自身も非常に完成度の高いDACだと感じている製品です。
だからこそ、余計なことは一切せず、本来持っている能力をさらに引き出すことを目的としてチューニングを行います。

内部を確認すると、チューニングポイントは18か所。さらに、それ以外にも2か所あり、合計20か所に及びます。
部品交換は一切行いません。
それでも一つひとつのポイントを丁寧に仕上げていくことで、音楽の自然さや表現力はさらに高まり、演奏者や歌手が作品に込めた想いが、より素直に伝わる再生へと近づいていきます。
LSチューニングは、機器本来の個性を変えるものではありません。
その機器が本来持っている魅力を損なうことなく、眠っている能力をさらに引き出すことを目的としています。
だからこそ、基本設計に優れた機器ほど、その効果は大きく現れます。
私はいつも思っています。チューニングとは、音を作る作業ではありません。
機器が本来持っている能力を引き出し、芸術家が作品に込めた想いを、より深く、より忠実に伝えられる再生を実現するためのものなのです。
そのために、これからも一台一台、心を込めてLSチューニングを行っていきます。


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